競馬の500円馬券の買い方!500円から増やすことはできるのか検証

競馬を始めたばかりの人は、あまり高額な馬券を買うことはないと思います。

そして出来れば少ない投資で、ある程度の配当が得られたらと考えていることでしょう。

そこでこの記事では、競馬の500円馬券の買い方を解説します。

1レースで500円というと、全12レース賭けても馬券代は6,000円です。

それで上手く勝って、6,000円以上の払い戻しがあったら嬉しいですよね。

1レース500円という少ない投資金額から、お金を増やす方法はあるのでしょうか。

3連単は配当が大きいので1回でも当たればプラスになりそうですが、的中率はどうなのでしょう。

競馬で500円から増やすことはできるのかを検証します。

目次

馬券の種類

500円でどのように馬券を買ったら良いかを考える上で、馬券にはどんな種類があるのかを確認しておきます。

馬券は特殊なものを除いて全部で8種類あるので、その特徴と共に一覧にしました。

馬券の種類特徴
単勝1着になる馬を当てる最もシンプルな馬券、初心者でも買いやすい
複勝選んだ馬が3着(7頭以下の場合は2着)までに入れば当たり
枠連8枠に分けられた馬の1着2着を着順に関係なく当てる
馬連1着2着の馬を着順に関係なく当てる
馬単1着2着を着順通りに当てる
ワイド選んだ2頭の馬が着順に関係なく1着から3着に入れば当たり
三連複選んだ3頭の馬が着順に関係なく1着から3着に入れば当たり
三連単1・2・3着を着順通りに当てる馬券で、この中で最も難しい

当たりやすさから言ったら1頭のみを選ぶ単勝や複勝ですが、三連複や三連単は当てるのが難しいだけに高配当が期待できますね。

どの馬券の種類で勝負するか、悩ましいところです。

馬券を買う時に重視するべき2つのポイント

皆さんは馬券を買う時、どのようなことを重視しているでしょうか。

一般的なポイントは「的中率と回収率のバランスを考えること」と言われています。

的中率と回収率はどちらも大事な指標で、意識して馬券を検討すると馬券の種類を選びやすくなります。

それぞれを詳しくみていきましょう。

的中率

的中率は買った馬券がどのくらい当たったかという指標です。

4レース買ってそのうちの1レースが当たったとすると、的中率は25%となります。

また的中率は、馬券の種類がどの程度当たるのかの指標としても使われます。

わかりやすいように10頭が出走するレースとして、馬券の種類ごとの的中率を一覧にします。

馬券の種類的中率
単勝10.0%
複勝30.0%
枠連3.3%
馬連2.2%
馬単1.1%
ワイド6.7%
三連複0.83%
三連単0.14%

このように数字にしてみると、三連複と三連単はかなり当てにくい馬券であることがわかります。

一方で単勝や複勝・ワイドは比較的当てやすい馬券と言えますね。

回収率

回収率は馬券に使ったお金がどのくらい戻ってきたのかの指標になります。

1000円使って1500円になったら回収率150%、500円にしかならなかったら50%です。

的中率がどれだけ良くても、回収率が100%以下ではいけません。

例えば三連単で5,000円の配当の馬券が当たったとします。

しかし5頭をボックスで100円ずつ買っていたとしたら、買い目は60点で6,000円の投資となり回収率は83%となってしまうのです。

馬券は的中率と回収率の両方が大事というのがわかりますね。

500円で買ってはいけない馬券2つ

500円で馬券を買う場合、どの馬券の種類が良いのか悩みます。

的中率を重視したらいいのか、回収率を考えたらいいのかわからなくなりますよね。

ここでは500円で買ってはいけない馬券を2つ紹介します。

三連単

500円で買ってはいけない馬券の1つ目は、三連単です。

高配当が魅力の三連単ですが、的中率が低いのが難点ですね。

三連単を500円で買うと最大5点しか選べず、10頭のレースの的中率は0.69%にしかなりません。

もちろんレースを研究して馬を絞り込むことはできますが、わずか5点の買い目で当てるのは至難の業とも言えるでしょう。

三連単は最低10点以上の買い目が必要と考えられるため、資金が豊富な時に買うようにしましょう。

複勝

500円で買ってはいけない馬券の2つ目は、複勝です。

最も的中率が高い馬券ですが、なぜいけないのでしょうか。

複勝は的中率が高い代わりに、配当が極端に低いのが特徴だからです。

単勝3番人気くらいの馬でも、複勝は100円台の配当であることがざらにあります。

例えば配当が160円とすると、500円を全部賭けて当たれば800円の払い戻しです。

しかし次のレースで同じく500円を賭けてはずれると、トータルでマイナス200円となってしまいます。

的中率が50%もあるのに、回収率が80%では割に合いませんよね。

複勝は初心者が買いやすい馬券であると同時に、馬券師と言われるプロが利用する馬券の種類でもあるのです。

100万円で複勝1点を買って払い戻しが160万円になり、60万円の利益を得るというような買い方をします。

このように複勝も、意外と資金が豊富な時の方が有効な馬券と言えるのです。

500円で買うべきおすすめの馬券

それでは500円の資金に合った馬券の種類とは何なのでしょうか。

500円で買うべきおすすめの馬券として、単勝と馬連を推奨します。

どちらも的中率がそこそこ高く、回収率も見込みやすいというのがおすすめの理由です。

それぞれ詳しくみていきます。

単勝馬券を500円で買う方法

単勝は圧倒的な1番人気の馬の場合は、配当が100円台になることもしばしばあります。

しかし平均すると1番人気馬でも200円台、2番3番人気ともなると300円400円の配当が期待できます。

1番人気馬の1着確率は、中央競馬で約30%・地方競馬で約40%というデータもあります。

これだけ当たってしかもある程度の配当があるとなれば、狙わない手はないですね。

単勝馬券の具体的な買い方を2つ紹介します。

単勝1点買い

単勝馬券を500円で買う方法の1つ目は、1点買いです。

文字通りただ1頭の馬に絞り込んで、500円の全額を賭ける方法になります。

特に1番人気から3番人気あたりの馬で、予想に自信がある時におすすめです。

やり方はまず過去のデータなどを確認して、2〜3頭に絞り込みます。

この段階で2〜3頭に絞れない場合は、このレースはこの戦法は向かないということです。

そしてレース当日パドックや返し馬の気配を見て、1頭に決めましょう。

仮に400円の配当で2,000円に増える単勝1点買いは、500円でちょうどいい買い方と言えますね。

単勝2点買い

単勝馬券2つ目の買い方は2点買いです。

単勝は1点のみでなく、何点買おうが自由です。

そこで500円を300円と200円に分けて2点買ってみましょう。

これは最終的に1頭の馬に絞り込んだ後、どうしても気になる馬がいる場合に使う戦法です。

1点だけにしようと思っていても、パドックで良く見えてしまった馬というのががいるものです。

そんな時は本命馬に300円、対抗馬に200円賭けます。

対抗に設定した馬は大体配当が高く、上手くいけば10倍以上のオッズがあるかもしれません。

本命馬が3倍で当たれば900円、対抗馬が10倍で当たれば2,000円になると思うと、レースを見ていても力が入りますよね。

どちらが来ても回収率が100%を超えるなら、ぜひ2点買いをやってみて下さい。

馬連馬券を500円で買う方法

単勝と同じように馬連も初心者が買いやすい馬券ですね。

そして意外と高配当の場合があって、少ない資金でも楽しめる馬券だと思います。

ここでは馬連馬券を500円で買う2つの方法を紹介します。

1頭固定5頭ながし

馬連を500円で買う方法の1つ目は、1頭固定5頭ながしです。

これは先ほどの「単勝1点買い」の応用バージョンでもあります。

単勝1点で買おうとしていた馬を固定し、その他2着に来そうな馬に100円ずつながします。

この戦法のメリットは、以下の通りです。

  1. 馬連なのに5点も買える
  2. 固定した1頭が2着でも当たる(単勝1点買いでははずれとなる)
  3. 5頭のうち2頭を人気のない馬に設定することで、高配当が期待できる

2024年4月21日京都競馬場の第1レースは、1着が1番人気、2着が7番人気で決まり単勝140円、馬連2,550円の配当でした。

単勝1点買いだったら払い戻しは700円ですが、馬連は2,550円にもなっています。

どちらの戦法を採用するかはその時々ですが、意外と配当が高くなるこの戦法は魅力的ですね。

ボックス買い

馬連で買う方法の2つ目はボックス買いです。

ボックスとは選んだ馬の全ての組み合わせを買う方法で、当たりやすいというメリットがあります。

この戦法は3頭を選び、マークカードはボックス用ではなく、基本カードを使用します。

理由はボックス用は同じ金額しか賭けられず、500円という金額にならないためです。

3頭の内1番に推す馬を1番、2番目を2番、3番目を3番とすると、次の2種類の買い方

になります。

買い目買い方1買い方2
1-2200円300円
1-3200円100円
2-3100円100円

どちらの買い方にするかはオッズによっても変わりますが、3頭の内どの組み合わせが来ても当たりというのは心強いですよね。

馬連3頭のボックス買い、おすすめです。

まとめ:競馬の500円馬券の買い方!

この記事は競馬の500円馬券の買い方についてみてきました。

競馬は100円賭けるだけで十分に楽しいので、500円しか賭けないからといって恥ずかしがることはありません。

逆に1点で10,000円も賭けると心臓に悪いというか、はずれた時のショックが大きすぎてしまいます。

500円馬券ははずれてもそこまでのショックもなく、また当たればランチ代の足しになって良いのではないでしょうか。

500円馬券でお金を増やすなら単勝・馬連がおすすめで、500円で買う時の的中率と回収率の最適化を実現できると思います。

500円馬券の戦法を参考にして、楽しく競馬観戦して下さいね。

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